地理係
樺太の気候


樺太は北海道の北に位置し、その気候は寒冷。 また日本海側の海域が狭くなっているため大陸の 影響をうけやすい。  特に10月から3月の冬場は、シベリアからの季節風が寒気を もたらし、暖流である対馬海流の影響が弱まる久春内以北では特に 影響力が高く、北に行くほどこの傾向が強まる。  南部では対馬海流の影響が強く、そのため東西格差が大きく、 西部は温暖。特に本斗から海馬島付近は樺太としては とても高温となっている。
 冬季は海が結氷するのが樺太の常識であるがこれも この地域では免れている。  結氷は3-5mにも達し12月から3月中ごろまで続き、 以降は流氷となって暖かい北海道などに旅立つ。  夏場は海霧が発生する。特に東海岸では多く、年間40日近く が霧の発生する日となり、長ければ丸一日濃霧に覆われる。

 最寒月は1月で、等温線図のとおり、冬場は気温の差が 激しく、夏場は小さい。

降水量

 降水量は、少ないが、日本はもともと多雨な地域であり、 樺太は世界平均的降雨量となっている。  特に冬場は日本海の狭さと日照時間の短さから 雪雲が発達せず、樺太は雪が少ない。  積雪は恵須取で70cm真岡で44cm程度が最深積雪で あり、それほどでもない。しかしこれが解けないため、 太陽光線が地上を暖めず、5月が10月よりも寒くなる。  また、面積のわりに樺太内では降雨量にバラつきが ほとんどない。

日照時間

日照時間について夏場は午前2時過ぎには白明し、 これを白夜と表現していた。 冬場は7時になっても暗く、室内は照明器具が必要となる。  

気象のデータ(統計課)←参考気象データ