ポーツマス条約(抜粋)


明治38年(1905年)9月5日
ポーツマスにおいて署名


第九条
ロシア帝国政府はサハリン島南部及び
その附近における一切の島嶼ならびに該地方における
一切の公共営造物及び財産を完全なる主権と共に

永遠日本帝国政府に譲与す


その譲与地域の北方境界は北緯五十度と定む
該地域の正確なる境界線は本条約に付属する
追加約款第二の規定に従いこれを決定すべし
日本国及ロシア国はサハリン島又はその附近の
島嶼における各自の領地内に堡壘その他これに類する
軍事上工作物を築造せざることに互に同意す又両国は
各宗谷海峡及び韃靼海峡の自由航海を妨礙すること
あるべき何等の軍事上措置を執らさることを約す


第十一条
ロシア国は日本海、「オホーツク」海及び「ベーリング」海
に瀕するロシア国領地の沿岸における漁業権を日本国臣民に
許与せんがため日本国と協定をなすべきことを約す






この条約をもって初めてロシアとは対等に近い関係に・・・・