日本国及び「ソヴィエト」社会主義共和国連邦との間の関係
を律する基本的法則に関する条約及び声明書(抜粋)


大正14年(1925年)2月25日批准

第二条
 「ソヴィエト」社会主義共和国連邦は1905年9月5日の「ポーツマス」条約が
完全に効力を存続することを約す
 1917年11月7日前において日本国とロシア国との間に締結せられたる条約、
協約及び協定にして右「ポーツマス」条約以外のものは両締約国の政府間に追って
開かれるべき会議において審査せられべくかつ変化したる事態の要求することあるべき
所に従い改訂又は廃棄せられ得べきことを約す

「ポーツマス」条約締結の責任に関する声明書

「ソヴィエト」社会主義共和国連邦及び日本国間の関係を律する基本的法則に関する条約
に本日署名するに当たり「ソヴィエト」社会主義共和国連邦の全権委員たる下名は本国政府に
おいて1905年9月5日の「ポーツマス」条約の効力を承認することは同国政府において
右条約の締結に付き前帝政府と政治上の責任を分かつことを何ら意味せさることを声明
するの光栄を有す
(1925年1月20日北京において)




ポーツマスの有効性はこうして帝政ロシアからソビエトに引き継がれている・・