第15号  平成18年6月14日発行
♪樺太犬のそりは どこへゆく~



樺太犬ってご存知ですか?
北海道犬よりは有名かもしれませんね。(^^
そうです。
映画 南極物語で有名なタローとジローがその樺太犬ですね。



タローたちの像



これは東京タワーのふもとにあるタローたちの像です。

一応知らない方がいてはいけないので説明しますと、
戦後の日本の南極観測が始まった1958年、
現地での移動機関として犬ぞり隊を編成したのですが、
その時に連れて行ったのが



樺太で活躍していた犬ぞり



寒さに強い樺太犬だったのです。
 そして観測隊が交代する時、天候不良から隊員だけが
引揚げ、そして第2次隊に交代・・・のはずが、そのまま
交代が来ず、一年間置き去りになったという、今なら
動物虐待と世界中で非難されそうな話です。(^^;

 結局一年後に生き残ったのはタローとジローの2匹。
この実話を下に映画化したものが南極物語です。

最近リニューアル?した南極物語(アメリカ版)では
なぜかシベリアンハスキーになってて オイ! と言いたくなったが・・

ところがですね。
その有名さとはうらはらに、樺太犬はもういない、
というのはご存知でしょうか。


樺太犬。たぶん(^^;



樺太犬というのが、品種ではないという話もありますが、
一応樺太に生息した足の太いいわゆる樺太犬というもの
に限定しますと、戦後しばらくした後、特に血統を保全して
こなかったため、純粋種はほぼ絶滅したといわれています。

現在北海道で飼育されている、いわゆる「カラフト犬」は
戦後運ばれてきた少し違う品種のようです。
 かなり残念です。



東京タワーといえば、もうすぐ新しいものが作られるとききます。
しかしあの高度成長のシンボルは、今の東京タワー。
近くにお寄りの際はぜひ樺太犬たちの像をみてあげてください。(^^


樺太を思いながら・・・