樺太風物

トナカイ



トナカイ

樺太といえばトナカイ。
トナカイの主食がツンドラ地帯に存在するため、 ツンドラが存在できる南限である樺太・敷香周辺の 幌内川付近がトナカイの事実上の南限となっている。
生後は16ヶ月程度で成熟。年一回秋に発情、約8ヶ月 で出生する。
 生後は約3ヶ月で乳離れし、寿命は15年程度。

ニブフとトナカイ

トナカイとともに生活するニブフ族も 同様に敷香以南には居住しない。
ニグブン、ニブフと自称しているが、  これは人間という意味だそうで、なんとなく 日本語に似ている気もするなあ・・(^^
なお、ニブフ族をロシア人はギリヤークと呼んでいた。

トナカイ競争

トナカイとはアイヌ語。ツンドラのやわらかい 地面を埋まらずに歩行できる。
 野生のトナカイは、7頭前後の群れで行動し、 夏はツンドラを離れることもありコケなどを食べている。
 また、まれに大泊付近の湿原にも出没する。
 これは蚊などからのがれたりする意味もあるという。

トナカイ競争2

トナカイの飼育は統率するオス一頭の自由のみ拘束すれば 群れ一群は離れない。移動時はそのオスを率いて歩めば 一群は従って歩く。
 樺太ではダフとよばれる塩を溶かしたものを放牧地に まいておく。トナカイは塩分が極めて必要で、この好物 から遠くへ散逸しないで定着する。 トナカイ利用は乗用の他、毛皮の利用、また食料にも なっていて、味は淡白とか。  乳は濃厚なため、バターが乳の量の半分から四分の一 程度作ることができる。

トナカイそり

雪が無くても走るんですね。(・・)

樺太奥地では交通はトナカイソリの力が大きく、 一日60キロ前後を荷物を引いて移動するという。
この運搬用のトナカイは多くは2歳のころ去勢されて いる。数人がかりで抑えて、口で噛み切るのだという。
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また幼いトナカイの角は解熱剤として主に中国方面に 輸出されていたらしい。